フロントパネルの検品風景をご紹介します

修理の中で、実に8割を超える「フロント画面の交換修理」。

そんなフロントパネルの修理に関して、私は並々ならぬこだわりを持っています。 

当店では、フロント画面の交換修理のメニューは「コピーパネル」と「液晶純正パネル」の2種類をご用意しているのですが、このメニューをご説明させていただく際にお客様にこのフロントパネルを実際に見ていただいています。

やっぱり実物を見てからの方が安心するかと思いますので、希望者にはお見せしております。
  

ところでこのフロントパネル。

多い時には一気に数十枚ほど来ることがあるのですが、当店ではお客様のiPhoneにおつけする前に、全てのフロントパネルの動作チェックを必ずしております。

変な部品や不良のものをお客様のiPhoneにおつけして万が一何かあった時には遅いので、この動作チェックは全ての部品(バッテリー、ホームボタン、カメラなど全て)において行っております。

まぁ当たり前といえば当たり前なのですが。。。

うちでは当たり前のことを地道に確実にやっていきたいと思っております。

凡事徹底、地味な作業にこそ価値があります。

今回は、最も使うことの多いフロントパネルに絞って、実際に私がどのように検品をしているのかご紹介したいと思います(^^)

少しマニアックな話なので、もしご興味のある方がいらっしゃいましたらお付き合いいただければ幸いでございます。

フロントパネルはこんな感じで、だいたい機種ごとにまとまって届きます。

今回は6を検品します。

私がフロントパネルを購入しているところはこうやって1つ1つしっかりと専用の入れ物に入れて丁寧に梱包して送ってくれます。

みなさんそれが当たり前だろ!と思ったかもしれないですが、全然そんなことないんですよ。笑

業者によっては平気で梱包しないで送ってきて配送の段階で部品が故障し不良品で揉めることもあります。

そんなところとは一切取引したくなくて、フロントパネルを購入するところは本当に厳選し、今のところに落ち着きました。

今日は6の再生パネルを使います。

まず、パネルを出して表面に傷がないか確認したら裏を見ます。

コネクタが断線していないか、部品を入れる穴はきちんとあるかなどなど細かいところをチェックしていきます。

今のパネル屋さんの商品に関しては不良品が出たことは一度もないので絶対的な信頼は置いているのですが、それでも念のためしっかりと確認していきます。

次に、実際に検証機につけてみます。

(中央のロゴは意図的に消していますので、あしからず)


不良品の場合には、この段階で縦に線が入っていたり一部の色が欠けていたり最悪なものだと一切つかない、などの症状が出ます。

むかし買っていた業者のフロントパネルで不良品が続いていた時に、最後には一切画面のつかないものに当たって、キレてパネルを投げたことがあります。笑

今となってはよい思い出ですがその時はブチ切れてその業者の商品、全部送り返してやりました。笑

そんな苦くも笑える思い出話はさておき。


ちゃんとつきましたね!

そしたら、タッチを調べます。

タッチは縦のラインで、全てのアルファベットがしっかりと反応するか1つずつタップして調べていきます。

このとき、1つでも反応しないアルファベットがあればそのパネルは不良になります。

アルファベットの反応に問題が無ければ、最後は明るさの調節がしっかりと反応するのかを確認します。

しっかりと明るさの調節ができることを確認したら、これで検品は終了です!

ここまでをご修理前に行い、さらにお客様のiPhoneに実際におつけしてから最終チェックとして、もう一度同じ工程を繰り返します。

そして、晴れてお客様へのお渡しとなります!!

なぜ、私がフロントパネルに関して並々ならぬこだわりを持っているかというと、上記の通り、以前買っていた業者の商品で不良品が相次いでとても苦労したことがあるからです。

また、他の業者においても、ホームボタンやバッテリーなど細かいパーツを購入した時に本当に不良品に当たってしまうことが多くて、とても大変な思いをしたことがありました。

ですので、特に検品というのは大切にしています。

これは私に修理を教えてくれた師匠からの教えでもあるのですが、検品と修理前後の動作チェックに関しては常にしっかりと行い、この工程に関してはかなり大切にしております。

ですので、お客様には修理時のご不安を少しでも解消していただきたく、今回は裏側をお見せ致しました!

普段お見せすることのない検品風景、いかがでしたでしょうか?

かなりマニアックではありますが、案外面白かったのではないかと思います^^


ー後日談ー

2020年2月18日更新

当時必死に検品していた私ですが、今は検品作業はほとんど師匠の仕事になりました。

ですので、当時よりも検品基準がかなり高くなっています。

今の基準に比べたら、この時の私はこれでも結構ゆるかったなと思います。

このあと2回ほどパーツを購入する業者を変更し、今は非常に良い会社を見つけることができ、そちらと取引させていただいています。

今後も品質にはしっかりこだわってやってきたいと思います。

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