【iPhone11】コピーパネルの故障→コピーパネルに交換
【2021年3月15日更新】
記事内に登場します液晶純正パネルは、現在、液晶再生パネルに表記を変更しております。 あらかじめご理解の上、読み進めて頂けますと幸いでございます。 なお、名称を変更しただけで、パネル自体に変化はありません。
みなさま、こんにちは!
えー、このところはお知らせもニュースもないとても地味な日々を過ごしておりますので、特にお伝えすることがありません。(笑)
強いて言えば、最近ネットフリックスを契約したこと!(何も無いなら別にいいよ、て感じですね。)
ずっと前から見たいと思っていたブラックリストが配信されていることを知り、契約しちゃいました!
https://bd-dvd.sonypictures.jp/theblacklist/
私、ジェームズ・スペイダーの大ファンなんです!
「ボストンリーガル」というドラマを観て衝撃を受けて以来の大ファン。
私は全般的に法廷ドラマが大好きです。
「イエス、ユアオーナー。」という言葉を人生で1万回くらい聞いてる気がする。笑
ボストンリーガルは、私の中で海外ドラマ歴代1位です。
2位はブレイキングバッド、3位はプリズンブレイク、4位はグッドファイト、5位はブリッジ(北欧ドラマですが)かなー。
1位と2位以外は、常に入れ替わっております。
ブラックリストは次の休みに観ようと思って、ダウンロードしまくりました。
あーたのしみ。
ちなみに父は梨泰院クラスにハマってます。笑
ミーハーなおじさん。笑
梨泰院クラス、超面白いらしいですね〜。
さて、そんな私のドラマ談義はさておき、今日のご修理事例にまいりましょう。
今日はiPhone11!
iPhone11を承ったのは初です☆
修理料金表をご覧いただくと分かるのですが、iPhone11の修理は公にはまだ承っておりません。
というのも、注文しているiPhone11のTrueToneの移植機がまだ来ないため、TrueToneの移植が出来ないからです。
ただ、うちのような店は緊急性の高い方が多くいらっしゃいます。
「画面が壊れて全く映らない」と言うような場合には、TrueToneのことなど二の次で「とりあえず今すぐ使えるようにしてほしい」という需要があります。
ただ、新しい機種は、液晶純正パネルの原価が高い上、修理の研究も十分ではないため、正式に受けるにはある程度時間がかかります。
そのため、新しい機種に関しては、”画面が映らない””操作ができないというような緊急性の高い修理のみ、直接ご来店いただいた方を助けるために、コピーパネルだけ置くようにしています。
勿論、コピーパネルのデメリットは修理前にしっかりとご説明した上でご納得頂けたら、です。
現在iPhone11は正にその状況で、しかも、正に想定していた状況の故障が来ました。
こちら、実際の写真です。
これ、実はコピーパネルが取り付けてありました。
端末を購入されたのが去年の12月で、購入して割とすぐに壊してしまい、その時に他の店で画面交換したそうです。
それをまた今日故障してしまい、この状況になってしまったとのことで、ご来店いただきました。
この状態のものを正規店に修理に出すと、おそらく本体交換になるので、48,000円かかります。
うちでは画面交換のみの作業で18,990円で承っておりますが、これが正直、安いかどうかは私は分からないです。
うちの修理の場合は、データも消えないですし、修理価格だけ見れば、そりゃ正規店の半額以下です。
これは余談ですが、非正規の修理店で「当社の修理は正規店の半額以下です」という表記をしているところがよくありますが、これ、私はミスリードだと思っています。
こんなこと平然と言ってのけているところに限って、お客さんに了承を得ず勝手にコピーパネル付けたりしています。
画面交換後に、純正オリジナルと比べて全く品質が変わらないのであれば”正規店の半額以下”という表記を使っても問題ないと思いますが、コピーパネルの説明もせず勝手に取り付けているのに、こんなこと言っていたら、素人か嘘つきかどちらかだと、私は思っています。
そして、軽蔑もしています。
まぁ、私が軽蔑しなくても、そのうち悪評で潰れるとは思いますけどね。
話を今回の修理に戻しますね。
正規店に出すと本体交換で48,000円かかるところを、うちでは画面交換のみで18,990円で修理出来るにも関わらず、なぜ私が「安いのか分からない」と申し上げたのかというと、理由は4つあります。
ひとつは勿論コピーパネルを使うので、品質が落ちるところ。
正規店で本体交換してもらえば、勿論純正に戻りますので、購入した時の品質に戻ります。
また、強度も元に戻るので、今後画面を壊す確率が確実に下がります。
今回またコピーパネルで修理しても、正直また壊れると思いますので、もう少し頑張って本体交換をしてしまった方がいいという意見もあるかと思います。
次に、TrueToneが消えるところ。
元々コピーパネルが取り付けてあったので、うちに来る前にTrueToneがすでに消失していたのかどうか分からないのですが、何れにしても、うちでコピーに交換したので、TrueToneは消えております。
本体交換すれば、勿論TrueToneは戻って返ってきます。
それと、FaceIDも壊れてました。
厳密にいうと、FaceIDは壊れてはいないのですが、顔を認識しなくなっていました。
カメラ周りの損傷が激しく、カメラ自体も剥き出しになってしまっているので、カメラに不具合が出たんだと思います。
最後に、iPhone11はコピーパネルに交換すると、設定→一般→情報の欄にこの表示が出ます。
「このiPhoneで正規のApple製ディスプレイが使用されていることを確認できません。」
この表示が出たからと言って、別に大きな問題があるわけではありませんが、気になる方は気になると思います。
正規店で本体交換してもらえば、オリジナル画面が付いているので、勿論こんな表記は出ません。
以上の理由から、うちがこの端末を18,990円で画面交換してとりあえず使えるようにすることが出来るからといって、必ずしもそれが、本当の意味で「安い」と言えるのかは、私には分からないと思いました。
私個人的には、最新機種にコピーパネルを取り付けることに抵抗があります。
まだまだこれから数年に渡って端末の支払いを続けていくと思うので、数年間は使わざるを得ないからです。
その間ずっと品質の落ちた状態で使わなければいけない上、高い確率で再修理になります。
だったら、最初にちょっと頑張ってちゃんと修理してしまった方がコスパが良くないかな、と最新機種に関してはいつも思っています。
ただ、勿論これは私個人的な意見であり、お金を払うのは私ではありません。
今回のお客様は諸々納得されて帰られましたので、私は今回はこれで良かったと思っています。
私はどんな修理も「お客様が納得していること」をもっとも大切にしているので、そういう意味では、今回はお役に立てたと言えるのではないでしょうか。
しかし、今回の修理に関しては、これが安いと思うか、高いと思うかは、ひとそれぞれだと思います。
各々色々な意見があると思いますので、ご自身でご判断いただければ幸いです。
ということで、本日のご修理のご紹介はこの辺にしておきます!
iPhone11のコピーパネル故障→コピーパネルに交換で、ご修理料金は18,990円(税込)でした。
お客様、ご利用誠にありがとうございました^^
最後に、うちは今日のように、ホームページには載せていないけど、実はやっている修理も結構あります。
今日は例外的に載せていますが、そういう修理は、ブログにも基本的に載せません。
ホームページは公の場なので公式には出せないという事情だったり、価格や在庫が安定していないだったり、理由はいくつかあるのですが、ホームページには書いていないけどやっている修理も結構あります。
そういうものはお電話でお問い合わせ頂いても、やっていないことにしています。(やっていないと言ってお断りしています。)
素性が分からない方に言うのは、色々な意味で危ういからです。
ですので、ホームページの料金表に書いていなくても直接来ていただければ対応できることもありますので、何かお困りの場合にはお役に立てることもあるかもしれませんので、直接ご来店をお願い致します^^
勿論出来ないこともありますので、もし、お役に立てない場合には申し訳ありません。
以上、今日はここまでにしておきます!
ー2020年7月4日追記ー
TrueTone移植機が届きまして、移植作業をしてみたところ、コピーパネルでもTrueToneを移植できることが確認出来ました。
同様に、消失している場合には修復できることも確認出来ました。